2008年7月12日土曜日

7月10日 アウトドアレッスン②

 今日はスワヒリ語授業のアウトドアレッスンの日である。午後から今日はレストランに行った。JACIIから徒歩10分ほどの小さなレストランである。なかなかおしゃれで(ケニアにしては・・・)、値段も今まで行ったレストランよりもかなり安かった。まあ全員ご飯を食べた後来たので、コーヒーかチャイ(紅茶)を飲んだ。ここで、注文するときの練習をした。といってもそんなに難しくはない。

 “Ninataka kahawa.”(コーヒーをお願いします。)

 ただこれだけである。まあ隣に先生が座ってくれたため、スワヒリ語でずっと会話できたけど。向かいの友とシマカナはandaziという揚げドーナッツを食べていた。ほんの少し甘味があって、けっこう大きい。これがたったの15シル(24円)である。ちなみにコーヒーはインスタントで(お湯とコーヒーの粉が入っている小袋を出されて)35シル(60円)である。日本に比べるとかなり安い。というわけで15:00前にアウトドアレッスンは無事終わった。

 さて帰って財布をおいて、ランニングをした。およそ30分くらい、マイペースで走っていた。初めて通る道を通ったり、道行く人に話しかけたりと楽しく走ることができた。しかし6人ぐらいの子どもたちを見かけると、子どもたちは私に向って手を差し出してきた。小さな声で何か言っているが、小さすぎて聞き取れない。また紙を差し出して、なぜか名前を書いてくれるよう頼んでいる。何か名前を書いて、そこで何か寄付金をもらおうとしているのだろう。ストリートチルドレンだろうか。このような場面はけっこう苦手である。

 帰ってふと考えてみた。これから職場となる男子更生院はこういう子たちばかりなのではないだろうか。本当にやっていけるのかと少し不安になった。あと1か月弱。自分がこういう子たちにどう接していけるか、なかなか見えてこない。心の片隅に不安という二文字が出てきた。

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