今日は起きると少しおかしかった。眠い気持ちがたくさんあって、目覚めが悪かった。疲れがでてきたかなあと感じた。いつもの朝食を食べた後、教室で一人黙々と自習していた。さて授業が始まり、前半は集中してできた。しかし後半はボーっとする時間が多く、急に体が痒くなって(おそらく、じんましん・・・)・・・。先生やマコトも心配してくれて・やぱり疲れてるんだなあ。今日は早く寝よう・・・。
さて午後からはいつものようにJICAオフィスへ。今日は財務省、そしてジェンダー・子ども省に表敬訪問に行った。はじめに行ったのは財務相(Ministry of Finance)。6畳ほどの部屋に15人が入っていった。そして一人ひとり自己紹介。みんなも習いたてのスワヒリ語を使って、少し自己紹介していた。たった4日でこんなに話せるんだと思ってびっくりした。さて自己紹介も終わり、話を聞いた。ケニアの国の良さ、人々の優しさなどを話してくれた。次に向かったのはジェンダー・子ども省。マッキーとマコトとシンヤ、そして私の4人そして調整の岸さんと5人で訪問した。更生院そして養護学校はこのジェンダー・子ども省になるみたいである。今回はその省のトップ、事務次官(Permanent Secretary)との会談である。大きくてじゅうたんがひかれてある部屋に通された。そして待つこと5分。事務次官がやってきた。女性の方である。秘書も同席し7人で会談した。簡単な自己紹介をスワヒリ語でし、そして話を聞いた。多くの孤児、ストリートチルドレンたちに学校に行かせたり、生活費を渡したりしたいそうである。そんな子たちの生活や教育をなんとかしたいという気持ちが事務次官からわかった。しかし、実際はあまりにも多い子たちにあまり提供できてないというのが現実だろう。最後に治安に気をつけるように言っていた。
さてその後オフィスに帰って、担当調整員の方と打ち合わせをした。私の行うJICAプログラムは「特別な配慮を要する人々の生活能力向上プログラム」というものであり、ストリートチルドレン・孤児に教育を提供し、まっすぐに育てるというものである。現在ケニアでは約240万人といわれる孤児、30万人を超えるといわれるストリートチルドレンなど、劣悪な環境に置かれ特別な配慮を要する児童や犯罪少年の増加が大きな社会問題となっている。そのため、そのような子どもたちの教育、世話をする更生院の役割は大きいものだと感じる。
今日は、いろいろ学び考えさせられることが多かったように感じる。ケニア全体の問題をひとりで解決することはできないが、自分と接する子どもたちにしっかりまっすぐにぶつかっていこうと改めて感じた。
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