日からまた始まったスワヒリ語。もう3ヵ月近く授業という授業はスワヒリ語なので正直飽きてきた。集中もあんまりできてない。とくに月曜日が本当につらい。なんとか、モチベーションを上げていかなきゃ・・・。残り2週間。任地訪問のとき、全然スワヒリ語がわからなくて苦労したから、なんとかここで頑張りたい。
さて今日も私たちの先生ジャスタスがケニア事情について話をしてくれた。今日は民族間の結婚についてである。ここケニアでは42の部族がある。ほとんどの部族がお互いを尊重し、結婚も民族間でできる。ただそこに大きな問題を生じる部族が二つある。その二つが、一番人口が多いキクユ族と2番目に人口が多いルオ族である。キクユ族の男性はほとんどルオ族の女性と結婚しない。結婚するのはごく少数であるらしい。キクユ族の女性はルオ族の男性と結婚はできるが、親同士はほとんど協力してくれない。それぐらいキクユ族とルオ族は犬猿の仲なのである。
この民族間の争いは今に始まったわけではない。ケニアがイギリスから独立後、少しずつ出てきた問題である。このキクユ族とルオ族との間の結婚は本当に大きな問題であると先生は言っていた。
またもし、ちがう民族間同士で結婚した場合、その子はどちらの民族に属するかというと・・・父親の民族になる。たとえば父親がカンバ族、母親がキクユ族(ジャスタスの場合)だと、その子どもは女の子であろうが、男の子であろうがカンバ族になる。これにはほとんど例外がないらしい。このように結婚して、子どもができるまで民族間の決まりみたいなものがあるようだ。
またジャスタスは、結婚している私とマコトを本当に心配する。ケニア人の女性の誘惑は気をつけろだの、外国人で結婚している男性はモテるだの・・・。最近そんな話を多くしてくる。まあ、とりあえずAsante sana。
ということで、一日のスワヒリ語の授業は終了。そのあとYaya Center(デパート)に行って、のんびりコーヒーを飲んで。ここでコーヒーを飲む時間がすごく落ち着く。平日にこうやって落ち着いた時間を過ごすなんて、考えられないなあ。やっぱり人間ゆとりが大事なんだなあと改めて思った。明日ものんびり生活しよう。
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