2008年7月4日金曜日

6月27日 ナイロビスタディーツアー



 今日は朝から、安全対策スタッフのシラットと一緒にナイロビスタディツアーへ出かけて行った。朝8:30からバスで回った。まずはじめに訪れたのは東アフリカ最大のスラムと呼ばれるキベラ地区であった。ぼろく、きたない小さな小屋にいろいろな店が立ち並ぶ。ジュースやお菓子を売ってる小売店、そして散髪屋や肉屋など。決して清潔とは言えない、そんな場所で人々は働いていた。しかし、その光景は単なる表向きの話で、実際の姿はよくわからない。約1ヶ月後キベラスタディツアーがあるので、そこで本格的にキベラ地区の本当の姿を見るつもりである。多くのトタンの屋根の小屋が無数にあり、約100万人がその地区で暮らしている。圧倒的である。道端にはたくさんのゴミ、また一か所に集まった大きなゴミの山、キベラ地区の中心はいったいどうなってるのかと考えただけで恐ろしかった。

 さてキベラ地区を抜け、次は生活が豊かなカレン地区へと行った。そこで感じたのは、あきらかに地区で道路の良さがちがうということである。キベラ地区周辺では本当に道が悪い。バスも遊園地のアトラクションのように、縦にゆれ、横にゆれ、そんな状態が続いていた。しかしカレン地区ではきれいで舗装された道路であり、道路の違いもはっきりと感じた。

 ところで、このカレン地区でとんでもないことが起きた。それは乗ってきたバスが突然故障したのである。途上国にはありがちなことだが、よりによって私たちのバスとは・・・。30分以上待ち、もう一台のバスが到着。そしてそれに乗り換え、またバスで街を回った。予定が大幅にずれ、すこし遅れてJICAオフィスに到着。正直大変だった。そしてこの日はJICAオフィスに売りに来るケニアのお弁当を食べた。2種類あって、ごはんの上にミートソースと肉が乗ってあるものと揚げじゃがいもに鶏肉がのってあるものを2種類を7人で食べた。(お弁当の数は6個) これがまたうまい。どんどん食べていった。それも安い。一つ130シル(220円くらい)で食べることができた。大満足だった。

 さてこの日から、食事当番制で食事を作ることになった。自分の番ではなかったが、この日はスープカレーとごはんだった。これがまたおいしくて、何杯もおかわりした。またみんなで食べたので最高だった。そんなこんなで本当にいろいろあった一日だった。

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