2008年7月10日木曜日

7月5日 タウンに行ってきました!!

 今日は久々の土曜日。やっぱり休みと思うと心が軽やかになる。今日は朝ごはんを食べた後、ドミトリーに行って、洗濯をした。下着やソックス、そしてズボンなど。一週間ずっとオフィスまで歩いて行ったので、ズボンを洗うと洗濯機の水が真っ黒になった。かなり汚れていたのであろう。そして外に干し、JACIIに帰ってタウン(ナイロビの中心街)に出る準備をした。今回も3人の先輩隊員に連れて行ってもらった。

今日はマタツでなく、路線バスに乗り込んで、タウンに出かけた。立ち並ぶ高層ビル、素敵な服を着て歩いているたくさんのケニア人、途上国とは思えないぐらい都会である。間違いなく地元倉敷市よりもはるかに大きい。そして銀行や両替商、本屋やバス乗り場をまわった。

 最後にマサイマーケットに行き、お土産品などを見た。たくさんの民芸品や服、バッグなどが売られていた。途上国にはありがちだが、よく呼び止められる。「ヘイ!」「トモダチ!」「Kuja!(来て)」とあちこちで言われる。そしてほしくもない物をどんどんすすめられる。日本人は慣れてないので、こういうのが少し苦手であろう。しかし彼らは必至だ。習いたての日本語を言って興味をひかせようとする者もいる。「コンニチハ!」「アリガトウ」・・・。しかしこういう時こそ、習っているスワヒリ語を練習するチャンスである。 “Sijui Kiingereza.” (私英語はわかりません。)というと、みんなスワヒリ語で話しかけてくる。この買い物をしていた30分ほどずっとスワヒリ語の練習ができた。そう思うと、話しかけられるのも悪くない。このときちょうど12時半すぎ。おなかがすいたので、ふと “Nina njaa.”(おなかがすいた)といった。そうすると近くでものを売っているおばちゃんが弁当を差し出した。 “Shika.”(どうぞ) 驚いた。自分が食べているものを差し出してくれたのだ。すごくうれしかった。そんなおばちゃんの優しさに触れて、ケニア人の心の優しさを改めて感じた。

 さて昼食はおしゃれなタコス屋さんへ。出るのはすこし遅かったけど、おいしかった。そして路線バスでJACIIに戻った。ドミに戻り、洗濯物を片づけ、今日の仕事は終了。残りはのんびり過ごしました。

 あっ、そういえばタウンに行ったとき、視覚障害者の人がいた。その人はおそらく自分の子どもであろう子どもの肩を持って歩いていた。すごく温かい光景だなあと思った瞬間、その子どもが持っているプラスチックコップに気づいた。何をしてたのか。それは周りの人にお金を乞うている姿だった。それは一組ではなかった。障害を持っている人はここナイロビでもそのようにして、お金を稼いでいたのだ。ここにも途上国の姿が見え、改めてつらい現実を知った。まだまだ現実を知りたいと感じた。

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