2008年8月24日日曜日

8月22日 更生院の子どもたち・・・。

 金曜日の朝は毎日朝礼がある。国旗掲揚、そして国歌斉唱。この厳粛な雰囲気がなんともいえない。そんな金曜朝の習慣である。

 さて今日はクラス1、2の体育の授業をした。ただ先週テストで、今週もあんまり外で遊ぶことができなかったので、この日は日ごろ使えない運動場を使ってサッカーの試合をした。普段はゲタスルで選ばれたサッカーチームの選手、まあ部活のようなもんだが、その選手が使う。なので、みんなおはしゃぎでサッカーをした。

 ところが、少し相手の足が当たると、すぐにけんかが始まる。

 “Tabia mbaya.” (ひどい行為だろ!?)

 と相手に迫り、殴り合いが始まる。少し体が当たっただけじゃん・・・。しかしゆずらない。そして私の登場。

 “Wacha. Utakapofanya tena, nitakuchapa.”
 (やめなさい、今度したら、おれがたたくよ。)


 そう言われるといつも終わる。怒られたら、素直だが、それまでは素直じゃない。そして疲れたら、許可もなく座り込んだり、寝たりする。コートから出て世間話をする者さえいる。根性がない。正直、そんな自分勝手な姿に腹が立つ。

 そのような子どもたちに最近ストレスを感じてきた。けんかをする、人の物を盗む、嘘をつく、まちがいを認めない、一つひとつにストレスを感じてきた。よく多くの先生に

「更生院の子どもは、普通の学校の生徒とは違うよ」

 とよく言われる。確かにそうかもしれない。ただそれにまだ慣れない。少し子どものことが嫌いになりかけてる自分がそこにはいた。ここケニアに来て、2か月。壁にぶつかった。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

来たね・・・。
ストレス。
きっとそんなことがいっぱいの活動になるんだろうね、私たちの活動って。
でも、それも日本ではできない経験だよね、まさに。
いいことももちろんだけど、いいことだけじゃなくて、悪いことや大きな壁も、乗り越えた後で考えるときっとプライスレスなんだろうね~。

匿名 さんのコメント...

しぶやん
 そうなんだよね。そのとおり。
 いいことだけじゃなく、つらいこともある。けど、だから協力隊って意味のあるものなんだろうね。