さて今日はマサコさんが仕事が忙しいかわりに、体育の授業を少しした。今日はクラス3・4の子どもたちにドッヂボールを導入した。このスワヒリ語の説明に苦労したが、なんとか形にはなった。まだ改善点はたくさんあるのだが・・・。しかし負けず嫌いのケニア人は、ここでもいろいろな文句や言い訳でなんとか勝とうとする。それがけっこう腹が立つ。正々堂々いさぎよくしろよ・・・という場面がいくつもある。日本人は我慢強くて、正直者が多いんだなあと、ここケニアに来て初めて思った。
さて昼食。今日はウガリである。ウガリはトウモロコシの粉で練って作られるもので、ケニアの伝統的料理の一つである。これがけっこううまい。それだけで食べるとパサパサしていまいちだが、スクマウィキと呼ばれる野菜の炒め物や豆の煮込みと一緒に食べると不思議とどんどん口に運んでしまう。そんな飽きない食事である。
それにしても万国共通、男の子は女の子が好きである。顔つきが変わる子、全然話を聞かず女の子のほうばかり見てる子、にやにやしている子・・・。俺も昔は、こんな感じだったなあ。そんな男の子の態度がすごくかわいかった。
晩御飯は同じウガリだった。しかし今日はnyama(肉)の日。子どもたちはすごくうれしそうに肉を食べた。週に2回しか肉を食べないが、肉の食事はいつも子どもたちは笑顔である。本当においしそうに食べるし、すべての食事を残したりしない。それどころか、本当にすみずみまで食べる。この点に関しては、日本の生徒の給食を平気で残す姿が、すごく腹が立つ。それほどまで、きちんと食べることができるというのはケニアの子どもたちにとって幸せなことなのだ。
といういことで今日もすごく勉強になる一日だった。一日いちにちが私にとってすごく新鮮で、新しい発見の連続である。明日はどんな発見があるんだろう。
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