2008年12月2日火曜日

11月26日 今日も一緒に朝ごはん

“Mwalimu, karibu!!” 「先生、どうぞ」

 子どもたちはいつも朝ごはんのujiを飲んでいるとき声をかけてくれる。毎朝のごはんはコップいっぱいに入った、uji。これはトウモロコシの粉をお湯で溶かしたもので、ちょっとしたオカユのようなものだ。子どもたちはこれが大好きである。

 しかし、これだけではさすがにおなかいっぱいにならない。私でもおなかいっぱいにならないのに、ましてや食べざかりの10歳から18歳の男の子はなおさらである。少しでも多く入ってるコップをとろうと目を光らせている。

 “Nani anataka uji?” 「だれかujiがほしい人?」

 なんて私が聞くと、一気に10人ぐらいがやってきてコップを差し出す。それだけコップ一杯では足りないのだ。けど毎日同じ朝ごはんでも、子どもたちは嬉しそうに飲む。笑顔でいつも、

 “Tamu sana!” 「とってもおいしいよ」

 と言ってくれる。普段、嫌いになりそうになるぐらいズル賢い子どもたちも、このときの笑顔を見ると、なんとも言えない。そんな彼らと今日もおいしくujiを飲む。

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