2009年5月15日金曜日

5月12日 ケリチョ更生院

 ケニアの更生院。ゲタスル更生院を入れて、現在7つある。

 ゲタスル更生院&レセプションセンター
 カベテ更生院
 ワムム更生院
 オザヤ更生院
 ケリチョ更生院
 リコニ更生院
 カカメガ更生院

 この合計7つである。一昨年の大統領選挙時における暴動が起きる前は合計9つあったのだが、現在は上記にあるような合計7つである。ゲタスル更生院からリスクレベルや年齢、また学年などによって各更生院に振り分けられ、ゲタスルを除く6か所へ子どもたちを連れて行く。

 さて、この日私は更生院の所有する車でケリチョ更生院へ子どもを連れていった。ケリチョはナイロビから片道4時間ほどかかり、かなり気候が寒い場所である。またケリチョは紅茶の茶葉の栽培が有名で、ここで作られる紅茶の茶葉は一級品である。ほぼすべてのスーパーで見かけることができる “Kericho Gold” 「ケリチョゴールド」の茶葉もここで作らている。

 今回は8人の年齢の小さい子を連れて行く。ケリチョ更生院は主に年齢の小さく。学年もスタンダード1~3(小学校1年生~3年生)までしか受け入れない。ゲタスルに比べても更生院の敷地は小さく、アットホームな感じのある更生院だった。そして小さなグラウンドでサッカーをしている子どもたちが、私たちを見るなり大喜び。

 “ Ken!!!!!” 「ケン!!!」
“ Kensan!!??” 「ケンさん!!??」


 この瞬間がまた嬉しい。身長120センチのわんぱくぼうやたちが一斉に寄ってくる。暑苦しい・・・、がなんかほっとした瞬間だ。一人ひとりの頭をなでながら、ケリチョ更生院での生活を聞く。すごく笑っていて、正直安心した。何人かの生徒が算数の本とチョークを持ってくる。

 “ Mwalimu, utufundishe!!” 「先生、授業してよ。」


 そう言って、笑顔で教室に連れていかれる。そして教室に入るやいなや、子どもたちは行儀よく席に座る。マジだ。ケリチョ更生院の先生の目もある中、ここでおしえるのますいのでは・・・と思いながらも調子に乗って掛け算を5分ほど教える。大好きな絵を描きながら教える算数に、子どもたちはまたまた大喜び。いやあ教師冥利に尽きるね。そして30分の滞在はあっという間に過ぎてケリチョ更生院をあとにした。

 この前ニエリで会ったストリートボーイの男の子(「5月9日受け入れがたい現実」参照)はこのケリチョ更生院にいたのだ。まだまだ小さな体にたくさんの夢や希望が詰まってる子どもたち。この子たちの未来が、明るいものになってほしいと願ってやまない。

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