そこでまず考えたのが、せっかく日本人の私と接することができるということで、もっと日本のことを知ってもらおうとケニア日本大使館の方々を呼んで、日本語教室と日本の映画鑑賞会をした。
いつもご飯を食べるダイニングにたくさんの機材が運ばれる。その時点で子どもたちは興奮をおさえることができない様子。最近更生院にある楽しみの一つであるDVDのデッキが壊れたため、最近は映画を見ることができなかった。そのせいもあって、映画機材が運ばれるのを見て、大喜びしてた。
午前中早めにクリーニング(洗濯)をすませ、10:00いよいよ日本語教室開始。ケニア日本大使館の現地スタッフが日本語を教えてくれる。普段教えている日本語だけでなく、新しく教えてもらう日本語に興味津津。最後は会話まで流暢に言える子がいた。
「私はデニス・カマウです。」
そう発表する子をほめてやると、顔をくしゃくしゃにして喜んでた。いやあこういう機会もいいなあ。
次に日本の映画鑑賞会。今回用意してもらった映画は「シコふんじゃった」。これは相撲をテーマにしたおもしろムービーだ。これがまた子どもたちに大ウケ。個性豊かな俳優の仕草や行動など楽しかったようだ。小さい子にとっては難しかったかもしれないが、映画を見ることができるっていうのが、すごく楽しかったみたい。
そしてたった3時間の日本語文化紹介のイベントも終了。たくさんのことを通して日本のことを知ると同時に、日本に興味を持った子がたくさんいた。次回は6月下旬にしようかな。イベントを通して、何か伝えることができたら。これからまだまだ試行錯誤して、イベントの効用を考えていこう。
0 件のコメント:
コメントを投稿