2009年1月9日金曜日

ケニア旅行記1 マサイマラ②


 びっくりした、あまりの朝の寒さに・・・。日本の真冬です。その寒さの中で飲む一杯のコーヒーは、かなり薄くて味があまりしなかったけど、温かい味だった。

 さてご飯を食べて出発。朝は活動をし始めたカバやワニを発見。体長2メートルはあろうかというワニはピクリとも動かず、また瞬きもせず遠くを見ていた。何を見ていたんだろう。またカバの大群は、気持よさそうに水に入ったり、出たりしていた。

 昼からはサファリカーの運転手の案内でマサイ族の村に出かけて行った。いわゆる観光マサイだが、それでも実際に住んでいる場所やその人たちと会話できるということで楽しみにしていた。入口で1000シル(約1200円)を払い、村の中へ。はじめにマサイ族の女性の歓迎ダンスから始まり、火種からの火のおこし方や住んでいる家の紹介など、下手くそながらも一生懸命説明してくれた。

 その後奥にあるお土産売りっぽい青空市場に連れて行かれ、お土産を買うように言われる。まあ少しぐらい買おうかと思ったが、すべて値段は外国人料金。ナイロビで買うよりも高い。まあ少し腕輪を買ったが、なんとも商売下手なマサイ族だった。

 帰り際、そのマサイ族の若いチーフにある質問をした。

 “ Unafanya nini kutomia pesa umepata?”
 「今日得たお金で何をするの?」
 “ Kujenga shule, halafu kupeleka mgonjwa kwa hospitali.”
「学校を建てたり、病人を病院に連れて行ったりするんだよ。」


 ということだった。そう考えると、1000シルは決して高くないと思う。本当にそのようにお金を使ってもらいたいなあと強く感じた。

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