ケニアのことだから、はじめからある程度は予想していたが・・・。と思うこの頃。やっぱり、授業を頼んでおいたボランティアの先生はほとんど授業に来なくなった。スワヒリ語と英語の授業を頼んでおいたのだが、最近は遅刻をしたり、朝から出勤していても他の仕事があるということで授業に入らない。
最近はおだて作戦がきかなくなってきた。そして子どもたちにまた迷惑がかかるようになってきた。誰もしない授業、子どもたちは教室に入っておしゃべりが続く。見るに耐えられない状況になってきた。毎日のようにぐちゃぐちゃになる教室、先生がだれも来ない授業・・・。結局こうなることは誰しもがわかっていたことだよな・・・?
授業担当の先生を雇ってもらうように、昨年の12月から言っているし、それが無理ならボランティアティーチャーを呼んでもらえるように言っているのだが、マネージャーの返事は「呼んでいるが、来ない」の一点張り。なんの解決策もない。せっかくJICAにまで頼んで、ゲタスル更生院に授業担当の先生を入れてもらうように頼んだのに、まったくの効果なし。そして、待っても来ない先生を待つよりは自分が授業をするべきだと思い始めました、英語と数学の授業。
「継続ある活動、ボランティアがいなくなっても現地の人で続けることができる活動、そんな活動がここゲタスル更生院でできるかあ!?」
「そこに授業をしたい子どもが待っているのに、他の先生が待てるか!?」
「わずか3か月間しかこのゲタスル更生院で生活しないのに、週に1回しかない授業を中途半端にできるか!?」
って声をあげて言いたい。そんな思いが込み上げて来て、ついにこの日から授業スタート。英語と数学をしっかり子どもに教えました。
ようやくスラムダンクの安西先生のいう『断固たる決意』というのができました。子どものこれからを言葉ばかりで何も考えてないマネージャーに何を言われても、これからは子どものために授業を続けていきます。それが私の断固たる決意。
「あきらめたら、そこで試合終了だよ。」
そんな安西先生の言葉を頭に入れて、最後まで自分のプレイをし続けます。
4 件のコメント:
ほんとにそうだと思います。
諦めさえしなければ何か変化があるかも
しれない。1%でも可能性があるのなら
それにかけたいですね!!
久しぶりにその言葉思い出しましたよ。
スラムダンク最高!!!
ノリさん
最近はもう本格的に英語や数学を教えていて、それに体育が入ったりと忙しくなりました。
残り5ヵ月半、がんばっていきます。
クロスロード見たよ!知っている同期の活動には本当に励まされるよ。
現地人だけでも続けていけるように、こう思うんだけど、本当に続けていけるのか!?って思うこともよくあるよね。でもクロちゃんの言うようにそこでやめてしまったら何も残らない。続けていけば活動としては残らなかったとしても、子どもたちの心には残る。それを信じて残り5か月切っちゃったけどお互い頑張っていこうね!
たくちゃん
そうだよね。本当にもう4か月半となったもんね。これまでの努力や想いを無駄にしないためにも、がんばらなきゃ。
来年の3月には一緒においしいお酒を飲もうな。
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