別れの日は、3か月間勉強をがんばったご褒美として、一人ひとりに授業で使ったノートを1冊プレゼントする。これからも勉強頑張るようにと一人ずつ声をかけ、握手をしたり抱きしめたりして、別れを惜しむ。次の更生院は最長3年間、長い更生院生活が始まる。送りだすたびにいつも、3年間辛抱して更生院でがんばれるようにと一途に願う。
“Mwalimu, sitakusahau.” 「先生、おれ先生のこと忘れないよ。」
そう言って笑顔でゲタスル更生院をあとにする子どもたち。
サヨナラバスよ、どうか来ないでくれないか・・・。
この子どもたちが再び非行や犯罪に手を染め、帰ってこないように。地元に戻って、家族の温かさにふれ、自分の大切にして・・・、そしていつの日か立派な大人として生きていってほしい。いろいろな想いが混じりながら、この日もサヨナラバスを見送った。
2 件のコメント:
うう…
切ない気持ち…
痛いくらいわかる気がします。
ケニャイチローさんの熱い気持ち、
きっと伝わってます。
それにしても3カ月とは…短いですね。
出会いと別れの繰り返し。。
想いをこめて仕事されてる分、別れは
辛いでしょうね…。
ノリさん
3ヶ月って本当に短いんですよね。だからなおさら、その短い期間にできるだけのことをしようと思えますよね。この別れにもかなり慣れてしまいました。
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