たった一人の中間報告会。ケニア事務所所長室で、所長や次長、ボランティア調整員に囲まれて中間報告をした。この1年間で活動してきたこと、これからの課題や問題点など自分のこれまでを振り返りながら話をした。
その中で最も強調した点は、ゲタスル更生院の教員不足と後任希望だった。うちの更生院で授業を教えている教員はたった2人。私と大学入学前の学生ボランティア(カフラ)だ。このカフラも7月いっぱいでボランティアを終える。8月からまた一人で授業を教えることになる。国の施設である更生院で授業を教えるのがJOCV(JICAボランティア)だけなんて。異常な状況が続く。
もう一つは後任希望。私は後任希望を出した。マンパワーとして、特に授業を教える教員が一人もいないからだ。授業は英語や数学でなくても、体育やレクリエーションでいい。とりあえず、授業を楽しみにしている子どもたちが必要としているのは教員。そう思って後任希望を出した。本音をいうと、職種は「青少年活動」でなく「小学校教諭」のほうが理想的なのだが、ぜいたくは言ってられない。
ボランティアはその名の通り自発的に活動するものだと考えている。更生院のニーズに沿って、その必要性に応じて活動していくものだと考えている。だからマンパワーでもいいって思っている。俺がこの国のために何かを残すなんて大きいことは考えないようにしている。それより目の前にいる子どもたちに本気で接するほうが大事だと思うからだ。
さてこの日の夜は、所長や調整員、JICA職員の方と一緒に所長お気に入りの中華料理屋「北京飯店」へ。ボランティアは私一人とあって、職員や調整員がたくさん料理を注文する。この日食べたものは以下の通り。
・Taskar ビール
・ホット・サワースープ
・餃子
・春巻き
・野菜炒め2皿
・麻婆豆腐
・えびの炒め物
・チャーハン
・焼きそば
・魚の丸ごと甘酢かけ
・豚肉と長ネギ炒め
とまあ、この量をたった5人で食べた。残ったものは容器につめてもらい、次の日の私の朝ごはんになった。朝から中華もかなりつらいが・・・。ということで長い一日が終了。たまにはこんなごちそうもいいな。てかほんとに痩せない。現在72キロ・・・。
2 件のコメント:
くろちゃん
おいしいもの食べて元気モリモリでしょ!!
おいしいものはたんと食べたほうがいい!!!心が幸せになるからね
くろちゃんも何かと悩ましい環境の中で活動をしてるんだね
どこの国も同じような環境があるんだな。
あかね
ケニアの中でも、男性隊員の中で数少ない体重増加組だからなあ。食べまくりです。
活動は大変だけど、子どもに救われてる部分がかなりあるんだ。
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