更生院から歩いて5分。大きなマンションの1階にきれいな美容院「FRIEND’S POINT」がある。そこにはおしゃれな店員さんが4人ほどいて、日本の美容院と変わらないような椅子と鏡がある。また全面白色で電気もたくさんあり、今までの床屋とはまったくちがいオシャレな雰囲気だった。(この周辺は治安が悪いため、写真はありません。)
“ Unyoe smart kama mkenya wa sasa.”
「今時のケニア人のようにかっこよく切ってください。」
そう言って、店員さんにお任せする。そうすると早速取り出したのが、ケニア美容院3種の神器の一つバリカン。そして一気に前髪からばっさりと刈っていく。ま、まじで・・・と思ってももう遅く、されるがままにされる。しかし単なる坊主と思いきや、すべて刈ってからが長かった。何度も前髪の部分にバリカンを当てて、直線にしていく。この直線がきれいであればきれいなほど、おしゃれということらしい。何度もバリカンを当てられるうち、額から出血が。そんなことおかまいなしに、どんどんすすめていく店員さん。
次にモミアゲをそろえていく。このモミアゲも、長く、少しずつ細くしていくことがポイントらしい。
そして坊主にするのに、なんと30分もかかって終了。もちろんお湯で髪を洗ってくれたし(ってか、こんなに髪がなかったら、シャンプーしなくてよかったのでは・・・)、ヘアクリーム塗ってくれたし(これも意味があるんだろうか)。これでたったの70シル(約100円)。店をでて、急に寒くなった頭をなでながら歩いて更生院に帰ると、子どもたちは大喜び。
“ Mwalimu, uko poa kabisa.” 「先生、最高にいいよ。」
“ Umekuwa smart sana.” 「むちゃくちゃかっこよくなったよ。」
と大歓迎してくれた。同僚たちも大喜び。そんな寒くなった頭をなでながら、心は妙に温かくなった一日だった。
“ Mwalimu, uko poa kabisa.” 「先生、最高にいいよ。」
“ Umekuwa smart sana.” 「むちゃくちゃかっこよくなったよ。」
と大歓迎してくれた。同僚たちも大喜び。そんな寒くなった頭をなでながら、心は妙に温かくなった一日だった。
2 件のコメント:
かなりスッキリしましたね!!
100円!!??
シャンプーにヘアクリーム!!??
かなり笑ってしまいました(笑)
爽やかさが増してよく似合ってると思います★☆
ノリさん
いやあ、あれから子どもたちや地域の人に大好評となっています。ケニア人は細かいところでおしゃれを気にしているので、少し見習います。
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