2009年12月3日木曜日

タンザニア旅行記 ザンジバル

  ザンジバルといったら、やはり世界遺産のストーンタウンと透明できれいな海で有名ですよね。タンザニアといったら外せない観光地の一つがこのザンジバル。というわけで、やってきましたザンジバル。ここでも同期の隊員がたくさんいるんです。森さん(体育)、Bi.ちえこ(養護)、そしてBi.さやか(農業土木)の3人。

 まずはこの日(23日・七日目)到着してからすぐにホテルに行き、重い荷物を置く。そして近くのローカルフードの店で昼食(ピラウとタコの煮物)をとり、そしてストーンタウン見学に出かける。イスラム建築とキリスト建築が点在する、このストーンタウンは独特な雰囲気をかもしだしている。市場の熱気やあちらこちらで見られる屋台の数々。それぞれが見たこともない光景で、その状況の中にいることが新鮮だった。

 オールドアラブ砦に始まり、驚嘆の家、市場や魚の競りを見学し、道端で売っているコーヒーで一休み。とても小さなコップで飲むコーヒーを一気に飲まず、少しずつ大切に飲み、ストーンタウン独特の雰囲気を楽しむ。こういった地元の人とのひとときもまた嬉しい。夕方になり、ザンジバル同期3人と一緒に驚嘆の家の屋台でシーフードを満喫する。この串焼きしたタコやイカ、エビや魚などと一緒に飲むビールは格別だろうが、アルコールは禁止。イスラム教徒が多いこのザンジバルでは、公にお酒を飲むことはできない。公園のど真ん中でビールなんてもってのほかだ。けど、久々に食べるシーフードに舌鼓。外で食べる食事はうまいんです。予定していた2時間はあっという間に過ぎ、ホテルに帰る。

 次の日、ホテルの横にある大聖堂を見学し、奴隷市場となっていた場所をめぐる。ここザンジバルは奴隷貿易の中心という負の歴史も持っており、ザンジバルに来たら見逃せないところだと思う。そしてタクシーにゆられて次なる目的地へ。

 次の目的地はザンジバル東にあるパジェという村(町?)。ここにはきれいなビーチがたくさんあり、その中でも日本人女性が経営しているホテル、パラダイス・ビーチ・バンガローズにお邪魔した。経営している三浦さんは気さくな方で、すごく歓迎してくれた。そこに広がる透明な海と青い空、そして白い砂浜。あまりのきれいさに、すぐに服を脱いで、砂浜を走り始める。足の筋肉痛も忘れるほど、そのきれいさに興奮して笑顔がこぼれる。

「波はジェットコースター♪」

 なんて、キンキの歌を歌いながら他のお客さんのいない貸切ビーチを走り抜ける。いやあ本当に最高でした。そしてお待ちかね昼食の時間。こんな素敵なビーチでお寿司と刺身盛り合わせ、キャベツの味噌汁、そしておにぎりをいただきました。それとビールがまたうまいんです。反則です、日本食とビールときれいな海。ってあまり書きすぎると、妻に連れて行けと言われそうなので、ここまでにしておきます・・・。

 そしてパジェの滞在時間もあっという間に過ぎ、タクシーで空港へ。ここザンジバルはもう一度来たいと思うほど、きれいなステキな町でした。こんな場所で協力隊って、かなりうらやましい。そして一行は次なる目的地へ向かいます。

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