2009年8月5日水曜日

8月3日 たった一人の教員

 ゲタスル更生院に赴任して1年がたちました。一職員としてマンパワーとして働いていますが、ついにアカデミックセクション(授業担当)に私一人となりました。この日は、担当の英語と数学だけでなく理科まで教えました。なんと血液の循環・心臓の働きをスワヒリ語と英語で伝えました。

 ふと考えると、初めの要請内容は体育とレクリエーションだったよな・・・と思いながらも授業をする教員がいないので仕方ないですよね。毎日の授業を子どもたちは楽しみにしているし。なかば諦めて活動をしています。

 さて英語の授業は比較級と最上級を教えました。自分たちの身近にあるもので比較と最上の使い分けなど説明し、自己表現活動へと。そうすると子どもたちはおもしろい表現をたくさん書いていました。

 “ My mother is more beautiful than Mr. Ken’s wife.”
 “ Mr. Ken is the shortest in this class.”
 “ My father is more handsome than Mr. Ken.”
 “ My girlfriend is the most beautiful woman in the world.”

 などなど。なぜか俺が登場する文章が多く、子どもたちは楽しそうに英作文をしていました。それでも楽しく理解してくれたら、それでいいやと思いながら次の授業案を考えます。

2 件のコメント:

ノリ さんのコメント...

ひさしぶりのコメントです。
えぇ!!??
理科までですか??
担当外の事を教えれるなんてすごい!!
やらなければいけない状況だから仕方ないのかもしれませんが、やっぱすごいです!!

ケニャイチロー さんのコメント...

ノリさん
 ケニアの国立の施設である更生院でJICAボランティアが一人で教えるって、変ですよね・・・。正直ケニアの先生が来てほしいです。
 今は割り切って、マンパワーとして働きます。