2009年4月24日金曜日

ザンビア旅行記 4日目 カヌーと夕焼けサンセット


 このビクトリア滝に来て楽しみにしていたのが滝坪近くから始まるラフティング。ほとんどの割合で転覆して危険とも言われているものだ。これに乗ろうと楽しみにしていたのだが、ここ最近は水の量が多く大変危険なためラフティングはしていないらしい。ということで急きょすることになったのはビクトリア滝に流れ落ちるザンベジ川でのカヌーだ。

 この日、同期8人で朝早く起き、トラックでカヌーポイントへ。救命胴衣を装着し説明を受けて、いよいよザンベジ川へと出発する。自然あふれるアウトドアスポーツ(登山やカヌーなど)が好きなので、わくわくする気持ちを抑えながら、いざユッキーとカヌーに乗り込む。

 水面を気持ちよさそうに飛んでいる野鳥や、水浴びをしているカバなどを見ながらカヌーイング。また同期と水をかけあい、ふざけあい、笑いあって。俺達日本人グループがいつも最後方にいたのだが(他にもアメリカ人グループがいたり)、迷惑をかけながらもカヌーをのんびり漕いで行った。途中、流れが荒い場所が2か所ほどあって、激しい流れにカヌーが上下左右と揺られる。このまま転覆じゃないかと思うぐらいの流れで、少々びびりました。

 昼過ぎになり、近くの岸にとめて昼食タイム。ハンバーガーとサラダ、マカロニなど欧米風の昼食で、次のカヌーイングのガソリンを入れるためにたくさん食べました。そしてカヌーの上で大好きな昼寝。この時間が一番幸せです。

 さてカヌーが終わり夕方過ぎ、同期10人でサンセットクルーズに出かける。船の中では飲み放題で、料理も炭で焼いたザムチキンとソーセージがおいしそうに焼かれている。みんなとこの旅行のために作ったTシャツを着て、のんびり飲んで食べて楽しい時間を過ごした。恋愛の話をしたり、結婚とは何かという話をしたり、自分たちの協力隊の活動をしたり、・・・二本松訓練所であまり話せなかった同期とも酒を飲みながらたくさんの話をした。ある同期から

 「くろちゃんはどうして協力隊になろうと思ったの?」

 と聞かれた。今まで何度となく尋ねられた質問だ。昔から、中学生のころから考えていた、「アフリカの子どもたちのために仕事がしたい」。漠然とした思いから、今こうやって協力隊としての自分がいる。自分の夢にまっすぐに来たから、正直理由なんてないのかも・・・。

 その後、夕日がお別れを拒むように少しずつ少しずつ、水平線の下へと帰っていく。協力隊に来てなかったら、見えなかった景色、会えなかった仲間、それをこの瞬間感じながら、優しくみんなを照らす夕日を眺めてました。

 いよいよザンビア旅行も折り返し。怒涛の後半戦に続く。

2 件のコメント:

kanae malaysia さんのコメント...

今みんなちょうど任国外時期なのかな??
カヌーか!!大丈夫溺れてもうちらには~~~脂肪がある!!笑

楽しんでね!!!!

ケニャイチロー さんのコメント...

かなえ
 かなえもしっかり心のゆとりをお腹にためてんだな。かなえも活動あと少しだな。悔いのないよう、がんばれな。