2009年4月20日月曜日

ケニャイチロー旅行記 アンボセリ国立公園


 久々の嫁との二人旅行。行先はケニア3大国立公園の一つと言われるアンボセリ国立公園である。サファリカーを貸し切ってナイロビから約5時間かけてアンボセリ国立公園へ。途中アンボセリの一番の近くの町ナロックで約200頭のラクダの大群を見て、二人して大はしゃぎ。ナロックはマサイ族のホームタウンで許可なく写真をとると、お金を求められるので隠れてそっと写真をとる。それぐらいまでして撮りたかった写真の一つである。

 さてアンボセリ国立公園に着き、まず宿泊場所となる「オルトカイロッジ」での昼食。ここでは前菜・スープから始まるフルコース。貧乏根性に火がつき、何回もパンをお代わりしてフルコースの雰囲気をぶち壊すが、さすがクロ嫁。笑顔でそんな俺のハングリー精神(??)をわかってくれる。できた嫁だ。
 そして少し休憩して、いよいよ夕方からイブニングサファリに出かける。まず、出会ったのがサバンナモンキー。金色のような色の毛で、子連れのお母さん猿がたくさんいた。子どもがお母さんのおなかにしっかりつかまってる様子がなんとも愛くるしい。

 次に出会ったのがシマウマ。顔をよく見ると、ウマでなくロバに似ている。ここで一つ豆知識。ケニアではシマウマはロバの仲間と思われている。それはケニアの母国語であるスワヒリ語でよく表れている。

 ロバ → punda
 シマウマ → punda milia

数え切れないほどのシマウマを眺めながら、キリマンジャロから来る水からなる湿地に到着。そこは動物の楽園。ゾウをはじめバッファローシマウマインパラ、ヌーなどたくさんの動物がその湿地で水を飲んだり、休憩したりしていた。バッファローすべての背中に泊っている白い鳥。その光景がまたかわいい。これはバッファロー(水牛)に来る虫をその鳥が食べるから、すべてのバッファローにその白い鳥がいるわけだ。その他にもライオンチーターダチョウハイエナなど、なかなか見えないレアな動物も見ることができ、大満足のゲームドライブだった。

 約2時間のイブニングサファリを終えてロッジに戻る。そしておしゃれな夕食。ここでも昼に負けないぐらいのフルコース。本当に協力隊員なのかな・・・って思えるぐらい贅沢な食事に嫁と話すのも忘れて、夢中で食べてました。ステーキ最高です。そして二人付かれて、部屋に戻ったとたん就寝・・・。

 次の日の朝6時半からモーニングサファリに出かける。そこで朝一番に迎えてくれたのがゾウの親子。子ゾウが母親ゾウに離れず歩く姿が印象的で、買ってもらったばっかりの一眼レフカメラから手が離せなかった。そして少しずつ雲から顔を出し始めてくれたキリマンジャロ。この山の名前はみんな知っているだろう。アフリカ大陸でもっとも高い山で、タンザニアとケニアの国境にある山である。そのキリマンジャロの姿はここアンボセリから見るのが一番きれいと言われている。そのキリマンジャロがはっきりと見えて、またまた大興奮。最高です、アンボセリ。俺の中ではケニア3大国立公園の中では一番すごいと思えたのは、ここアンボセリ。自信を持っておすすめします。

0 件のコメント: