2010年1月20日水曜日

1月18日 ケニャイチロー休日の過ごし方

 日本にいたときとは、まったくちがう休日の過ごし方をしてる。
休日ってこんなにのんびり過ごせるもんなんだと改めて感じる最近。
日本にいたころは、土日の2日間とも部活動。部活動の後は疲れて帰って、何をしていたかもはっきりしない。本当に仕事の延長線上で土日も過ごしていた。

 ここケニアでは初めのうちは、せっかくケニアに来たからと土日を使って他の隊員宅や旅行などをしていた。今は任地カベテでのんびり過ごすのが好きだ。そこで今回は休日の過ごし方を紹介します。
 
① 家事(洗濯、掃除、草取り、自炊)
 1週間分のまとまった衣類の洗濯をする。もちろん洗濯機はないので手洗い。手洗いにもかなり慣れてきたのだが、昔のお母さん方の苦労が身にしみる。布団干しも2週間に1回は欠かさず行う。
 次に、1週間たてば砂ぼこり・クモの巣だらけになる家を掃除。ほこりも砂も驚くほど多い。また最近は雨がけっこう降るので、庭には次々と雑草がはえる。それをケニアの草刈り機「スラッシャー」(ゴルフのアイアンみたいな形で、振り回して草を刈る)で草を刈る。これがかなりの重労働。1分刈っては1分休んでの繰り返し。
 最後に自炊。土日におもに作るのはカレーかクリームシチュー。日本から送ってもらったルーがあるので、土日に作る。これは2、3日食べることができるし、野菜もたっぷり入っておいしいので定番メニューである。

② 更生院の子たちと読書
 家事が終わると、ようやく自分の時間が持てる。しかし家で一人はさびしいので、更生院の図書館を開けて、そこで読書をする。それに気づいた子どもたちがやってきて一緒に読書。あまり会話はないが、こうやって一緒に読書をする時間が好きだ。

③ 任地カベテ名物の豚肉料理と喫茶店でひととき
 土曜日の昼に必ず食べに行く場所がある。カベテ名物豚肉料理が食べれる近くのボロ家。店員さんとはすっかり仲良しだ。豚肉とトマトと玉ねぎを炒めたものをウガリと一緒に食べる。これがかなりうまい。それもお腹いっぱいに食べても85シル(約110円)。お勧めのお店だ。
 その豚肉料理を食べて終わったら、そこから徒歩20秒でいける喫茶店へ。この喫茶店は毎日行っている行きつけのお店だ。きれいなお姉さんと学校には行かず働いている子どもたちが経営している。そこでいつも頼むのがチャイ(ミルクティー)とマンダージ(アゲパン)2つ。全部で20シル(約26円)。ここでのんびり過ごすのが大好きである。店員の子供たちも私の名前を覚えていて、私が来るといつも嬉しそうに挨拶をしてくれる。 

 “Ken, Habari?” 「ケン、やあ。」

 というぐあいだ。リラックスして子どもたちやお姉さんとの会話を楽しんでいる。

④ 近所の子供たちと遊ぶ、隣人とおしゃべりをする

土日は基本的にフェンスの門、家のドアを開けている。それを見た近所の子供たちは、必ず遊びに来る。

 “ Uncle Ken!!” 「ケンおじさん!!」

 そう言って許可もなく家に入ってきてはイスに座り、話しはじめる。機嫌のいいときは、子どもたちの大合唱が始まる。と同時に走り始める。うちはね、コンサートホールでもなければ運動場でもないんだよと思うが、子どもたちは止まらない。
 隣人ともよく話をする。平日は忙しくなかなか話ができないが土日はゆっくり話ができるので、こちらもうれしい。

 というように、土日の休日を過ごしている。あと何回ケニアで土日を迎えるんだろうか。と数えるぐらいしか残ってないが、それでものんびり任地で過ごしたい。そんな休日が大好きだ。

4 件のコメント:

akane さんのコメント...

いいね。くろちゃん
なんか休日も現地の人と過ごすのが楽しそう☆
で、しっかり日本のカレーかシチューでしょ
いいなーーー

あたしは、休日任地=ひきこもり
なので(苦笑)

あと何日だろうねーー休み。
もうすぐ帰国かぁ

たま さんのコメント...

スラッシャー、使いこなせるの!?スゴイ。
私、やってみたところ全然使いこなせず、生徒たちが「やるよ」って代わってくれて以来やってないわ…。
ちなみに私は休日はバンドの練習~。っていっても、日曜日の夕方だけだけど。
残りの週末が少ないって…なんか変な感じ!!!

ケニャイチロー さんのコメント...

あかね
 家では基本、日本的な料理を作ります。
ケニア料理は脂っこいからねえ・・・。

帰国が近づくと、なんか任地が恋しくて。
きっとあかねもそういう感じになるよ。

ケニャイチロー さんのコメント...

たまちゃん
 俺もはじめ、スラッシャーが上手に使えなかったよ。
それでも毎回してるとコツがつかめてくるもんだよ。
 たまちゃんは毎日、音楽にあふれた生活をしてるんだね。