2010年2月17日水曜日

ケニア旅行記 ボイ


 2つ目の目的地はボイ。初めてのヒッチハイクでトラックの運ちゃんに乗せてもらってボイに着く。東ツァボ国立公園の入り口でもあるこの町は、観光客も多く、交通がすごく発展している。お店の数も多くあり、かなり大きな町だ。この町でも同期の隊員が活動している。同い年のにっしーである。彼はコンピュータ技術という職種で、Coast Institute of Technology(コースト科学専門学校)でコンピュータを教えている隊員だ。

 夕方に彼の活動の一環である教員へのコンピュータのブラインドタッチ講座を見学する。ケニアの先生たちは真剣なまなざしでキーボードを打つ。私も挑戦してみたが、すぐに集中力がなくなり席をたってしまった。ケニア人とは思えないほどの集中力。しかし、このように彼がいなくなっても先生たちがコンピュータを上手に使えることができるようにと考えたこの講座は、すごく大きな力になっていくんだろうなあと感じた。

 この学校にはコンピュータ科以外の学科もたくさんある。電気科、木工科、家政科、調理科など。それぞれの授業や教室を見学し、生徒の真面目な姿に驚いた。また休み時間も外に机を出し、自習をしている姿が印象的だった。

 夜はボイのタウンに出て、彼の行きつけのお店に行った。冷たいビールに豚と鶏の炭火焼(Nyama Choma)。これが最高で、料理が出てきてからは二人の会話はストップして肉にがっついていました。ケニア料理の中でも、このニャマチョマ(肉の炭火焼)は大好物です。

 次の朝、コンピュータ科の生徒のためのプログラミングの授業を見学する。一人ひとりに熱心に教える姿に刺激を受けた。生徒たちもまちがいを繰り返しては、少しずつ正しい方向へと導かれていく。ケニア人のペースを大切にしつつ、ひたむきに教える彼の姿がすごくかっこよかった。このように同期の活動を見学するのは、かなり刺激になる。他の隊員の活動を見るたびにいつも考えさせられ、自分の活動に取り入れていく。これが隊員間の良さでもあるんだろうなあ。

 そして次なる目的地モンバサへと向かう。

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