2010年2月17日水曜日

ケニア旅行記 ムティトアンディ


 ケニアのいろいろな場所を見たり、いろいろな人に出会う。ケニアに来る前から、活動の他にたくさんのケニアを見てみたいと思っていた。そして2月8日から14日までの1週間、ケニア東部の旅行へ出かけた。

 はじめの行先はムティトアンディ。同期の隊員れんちゃんが活動している任地である。彼は西ツァボ国立公園で環境教育の隊員として活動している。その活動先を見学しに行った。ナイロビからバスで4時間。ちょうどナイロビとケニア第2の海岸沿いの都市モンバサの中間地点にあるこの町は、トラックや大型バスの停留地点でもある。そのため、まわりには食堂や露店が多くある。

 ムティトについて、れんちゃんと合流。近くのローカルなお店で昼食を食べ、彼の活動先を見学する。西ツァボ国立公園のゲートを入って、すぐのところに位置する教育センター。そこが彼の活動場所だ。ラミネーターできれいに作った掲示物を見ながら、ゆっくり見学。他の職種の隊員の活動の様子を見るのは、かなり新鮮で新しい発見がたくさんあるから好きだ。

 夕方から彼の活動の一環「クリーンアップ活動」の協力のお願いに近くの小学校2校を訪れた。このようにコミュニティに出て現地のケニア人と仕事の話をすることがない私にとって、なにか不思議な感じがした。私のような更生院(学校)隊員は、もともと対象となる子どもや生徒がいるのだが、環境教育や村落開発の隊員は対象作りから始まる。ここでも一つ、大きな発見があった。

 そしてれんちゃんの家に帰って、そこから西ツァボ国立公園の眺めを見る。夕方に照らされた眺めは本当にアフリカの大地を感じることができ大感動した。そして夕食を食べ、就寝。

 次の日、れんちゃんの好意で西ツァボ国立公園のゲームサファリをする。この日は大変天気がよく、そこからアフリカ最高峰のキリマンジャロがきれいに見えた。そして丘、岩山、火山岩地、「ムジマ・スプリングス」と呼ばれる湧水などを見ることができ、改めて自然の素晴らしさを味わうことができた。 

 そして次の目的地ボイへと向かった

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