“ Kitu muhimu ni friendship na teamwork.”
「大事なのは友情とチームワークだぞ」
そう言って、体育の時間に子どもたちとした活動は2人3脚。ありがたいことに、ここゲタスル更生院では体育の授業で使うような道具がけっこう揃っている。三角すいに長縄、はちまき、サッカーボールなど。こういった道具を買いにいかなくてもいいのが助かる。他の更生院の隊員は、このような道具をわざわざ買いに行ったりしているのだが。
いつものようにランニングをして、準備体操。活動前は必ず集まって話をきちんと聞かせる。飛行機が飛べば飛行機を見るし、女の子が通れば女の子を見る、そんな子どもたちの目をきちんと向かせて話を聞かせることは大事なことだ。
そして今回、気をつけたことが集合時のダッシュ。いつも歩いて来て、のらくくらりと来る子どもたちの意識を変えようとした。そこで取り出したのが、G-shockの腕時計。これはありがたいことにストップウォッチが付いている。これを利用して、集合時間をはかった。だいたい5秒・・・。
“Ukuje kwa sekunde tatu.” 「3秒で来い。」
そういうと子どもたちは見たこともないダッシュでやってくる。いやいややればできるじゃん。まあそれまでに5回ほどやりなおしをしたけど。この手は使えるな。
さて2人3脚はというと、はじめに二人仲良く散歩から始めました。競争というよりもまずは慣れから。そして掛け声の練習。
“ One Two, One Two・・・“ 「1 2、1 2・・・」
と足の出すタイミングを掛け声で合わせるように声をかける。この時点でけっこう子どもたちは上手にできる。いやあさすが陸上王国ケニアの子どもたち。けど、根性のない子どもたちはマラソン嫌いだけど・・・。それでも楽しそうにやっていたのはよかった。そのあとの4人5脚はボロボロで、あきらめの早い彼らは、すぐに座り込んで休憩。本当にわかりやすい性格してるわ、こいつら。30人31脚の出場は目指せないな・・・。
1 件のコメント:
お久しぶりです。
なんだか素敵ね、黒明くん、
前日の”教室の荒れ”記事がうそのよう。
”30人31脚”、
実現したら、
なお素敵ね。
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