日本に帰って、早3週間以上が過ぎてしまった。今はケニアにいたことがまるで夢だったかのような、そんな不思議な感覚に包まれている。
新しい職場倉敷市の中学校(高橋大輔選手の母校)に勤務し、毎日を忙しくしている。それもケニアの経験があるから、久々の日本の学校がまた楽しい。
ケニアの生活とはまったくちがう生活。車を運転して通勤する学校、きれいな道路、家に帰ると用意してある妻の手料理、温かいお風呂、そして大きくなった妻のお腹(まさかのmade in Kenya)。
父親のように接しようとがんばってきた私だが、7月には本当の父親になる予定だ。仕事場では中学校1年生の担任として、バドミントン部の顧問として、また英語の教師として。そして家庭では、良き夫、そして生まれてくる子供の良き父親として、これからも成長していきたい。
今まで応援してくださったみなさんには大変感謝している。地元の岡山で応援してくださった方、大学時代の新潟の友達、協力隊の同期、本当に仲間の存在に支えられた2年間だった。本当にありがとう。また必ず会いましょう。
そんな最後の日記でした。また少しでいいので、ケニャイチローのこと思い出してください。